クレジットカードの最大のメリットは手元にお金がなくても買い物ができることです。
手元にお金がなくても買い物ができる理由
クレジット払いで買い物をしても、すぐに口座から代金が引き落とされるわけではないんですよね。カードにもよりますが、翌月以降に引き落とされるのが一般的。
なので引き落とし月までにお金を用意すればOKなんです。だから手持ちのお金がなくても買い物ができるというわけなんですよね。
また、高価なものを買った場合はボーナスの時期にまとめて支払うボーナス払いも選べます。
クレジットカードを持つメリット
クレジットカードには、その他にもさまざまなメリットがあります。
<ポイントが貯まる>
クレジットカードで支払うと利用金額に応じてポイントが貯まります。
たとえば、公共料金の支払いが毎月2万円ならクレジットカード払いにすると、ポイント還元率が1.0%では年間で2,400円分のポイントを受け取ることができます。
現金 | クレジットカード | |
1ヶ月 | 0 | 200ポイント |
1年 | 0 | 2,400ポイント |
※還元率とはカードを使った金額に対してポイントとして戻ってくる割合のこと。
また、貯まったポイントはギフト券や各種ポイント、商品券やマイルなどに交換できます。
<家計管理が楽>
クレジットカード払いにすれば、毎月届く明細書が家計簿の代わりに。明細書で毎月の出費をチェックしておけば家計の無駄も見つかりやすくなります。
さらに、公共料金をクレジットカード払いにすれば、もっと家計の管理が楽に!というのも、公共料金はそれぞれ支払い日が違いますが、クレジットカード払いならクレジットカードの引き落とし日にまとめて引き落とされるので管理がしやすいんですよね。
<付帯保険が付いている>
クレジットカードには、付帯保険が付いているものもあります。
※付帯保険とはクレジットカードを持つことにより無料で利用できる保険のこと。
付帯保険には次の種類があります。
旅行傷害保険 | 国内や海外の旅行中にケガをしたり病気になったりした場合に補償を受けられる保険 最大で2,000万円程度補償されるものもある |
ショッピング保険 | クレジットカードで買った商品が壊れたり盗難に遭った場合に補償してもらえる保険 100〜200万円の補償額が一般的 |
<クレジットカードヒストリーが積める>
クレジットカードヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードの審査などで個人の支払能力を確認する際に参考にする情報のこと。
※クレヒスにはクレジットカード契約を行った際の個人情報や支払いの状況などが掲載されています。
毎月の支払いを滞りなく済ませていれば、信用が蓄積されます。利用状況が良好だと、住宅ローンや自動車ローンを組む場合に低金利でローンが組めることがあります。
クレジットカードのデメリット
メリットの多いクレジットカードですがデメリットもあります。利用する際は、以下のことに気をつけましょう。
<クレジットカードの使いすぎ>
クレジットカードは限度額以上に使うと一時的にカードが使えなくなります。
※限度額とは年収や信用情報などをもとにカード会社が決めた利用できる上限金額のこと。
一時的に利用中止になると支払いを済ませても、翌月にならないとクレジットカードは使えないので注意が必要です。
<不正利用されるリスク>
クレジットカードの情報が漏れてしまうと悪用されて不正利用されるおそれがあります。クレジットカードには紛失や盗難補償がありますが、利用明細をこまめにチェックするなど日頃からの対策が不可欠です。
まとめ
クレジットカードは手持ちのお金がなくても買い物できることが最大のメリットです。また、クレジットカードを使うだけでポイントが貯まり、貯まったポイントはギフト券や各種ポイントにも交換できます。
特に公共料金をクレジットカード払いにすれば、毎月のことなのでポイントが貯まりやすいです。
多くのメリットのあるクレジットカード。使わないのは損ですよね。ただ、一方でリスクもあるので正しい知識を身につけて賢く使いこなしましょう。