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掃除機の寿命はどれほど?買い替え時期のサインと長く使うコツ

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掃除機の寿命どれくらいかご存じですか?寿命の長いもの短いものと機種によりさまざまですが、一般的にはおおむね6年といわれています。

そこでこの記事では掃除機の寿命が6年といわれる理由、さらに長く使うコツ、買い替え時期についてもくわしくお話します。

掃除機の寿命が6年と言われる理由

掃除機は機種によっては10年以上使えるものもあります。なのに寿命がおおむね6年だと言われるのは、掃除機の部品のメーカー保存期間が6年と決められているからです。

だから掃除機が壊れた場合6年を過ぎたものは、メーカーに部品の在庫がないので修理ができません。そのため掃除機の寿命は6年と言われているのです。

掃除機の種類

<img src=”puppy.jpg” alt=”掃除機の種類”/>

掃除機にはたくさんの種類がありますが、家庭用としては次の4つのタイプがあります。

キャニスタータイプ

本体に車輪がついている掃除機です。移動が楽なので広範囲の掃除に向いています。吸引力が強くコンセントにつないで使用するタイプが多いです。

スティックタイプ

本体にバッテリーが搭載された掃除機で、コードレスタイプのものが多いです。コンセントの届かない場所や、狭い空間の掃除に向いています。軽量コンパクトなので起き場所を選びません。

ロボット掃除機

自走でゴミやほこりを集めてくれる掃除機です。外出時や家事の合間の掃除に便利です。ただモノが多い床や段差のある場所では動き回れないため使えません。

ハンディタイプ

ステックタイプよりもコンパクトなタイプの掃除機です。小回りが利くため卓上やソファのスキマ、車内など狭い場所の掃除に向いています。必要なときにすぐに使えるサブの掃除機として最適です。

ヘッドの違いによる区分

掃除機はヘッドの違いでも区分できます。主にモーターヘッドとタービンヘッドの2種類に分けられます。なおヘッドとは吸込口のことでメーカーによってはノズル、ブラシとも呼ばれます。

モーターヘッド

ヘッドに搭載されたモーターの力で、ブラシを回転させゴミを集めます。吸引力が高いため、じゅうたんなどゴミの取れにくい場所にも使えます。

タービンヘッド

吸い込んだ空気の力でブラシを回転させてゴミを集めます。モーターが無い分軽量。フローリング掃除に向いています。

集塵方法による区分

<img src=”puppy.jpg” alt=”掃除機の集塵方法”/>

掃除機の集塵方法(ゴミを集める方法)には次の2種類があります。

紙パック式

吸い込んだゴミを紙パックに集める方式。ゴミをパックごと捨てられるので、ほこりが舞い散らず衛生的です。

ただ紙パックは消耗品のためコストがかかるのが難点。なおパックにゴミをためたままにしておくと吸引力が落ちます。こまめに捨てましょう。

サイクロン式

ゴミを高速で回転させてゴミと空気を分離し、ゴミをダストボックスにためる方式。紙パックを使わないため経済的です。

デメリットはゴミを捨てる際にほこりが舞うこと。またダストボックスやフィルターは定期的なメンテナンスが必要です。

コードのあるなしによる区分

コードのあるなしによっても区分できます。

コードタイプ

コンセントにつないで使うので充電やバッテリー交換の手間がありません。パワーは強いです。小回りが利かないので移動時にコードが家具などに引っかかることがあります。

コードの届く範囲でのみ使用可のため、部屋の移動のたびコンセントの差し替えが必要になります。

 

コードレスタイプ

バッテリーで動くのでコンセントに差す手間がありません。ただ充電やバッテリーの交換が必要です。小回りは利きますがコードタイプにくらべ吸引力は劣ります。

掃除機の種類による寿命の違い

掃除機の寿命は一般的には6年といわれています。でも掃除機の種類により違いがあり、6年よりも短いものや10年以上使えるものもあります。

ステックタイプやロボットタイプのように充電が必要なものは、バッテリーの寿命がそのまま掃除機の寿命となります。

ステックタイプのバッテリーは6~7年ですが、ロボットタイプは3年と言われています。ただ使い方によってはもっと早くに寿命を迎えるものもあります。

一方コンセントにつないで使うコード式のなかには10年以上使えるものあります。

掃除機を長く使うコツ

掃除機を長持ちさせたいなら次のことに注意しましょう。

衝撃を与えない

掃除機は機械なので家具などにぶつけると故障します。強い衝撃を与えないように注意しましょう。

こまめな手入れを心掛ける

紙パックやダストボックスにゴミがたまったら早めに捨てましょう。ためたままだとフィルターやモーターの負担となり掃除機の寿命を縮めます。

コードは黄色いテープまで引き出す

掃除機は常に黄色いテープまで引き出して使いましょう。引き出さないで使うとモーターの熱でコードが劣化してしまいます。また赤いテープをより先には引き出さないでください。断線するおそれがあります。

充電は正しい方法で

バッテリーを搭載しているコードレス掃除機やロボット掃除機は、取扱説明書に従い正しい方法で充電してください。間違った方法で充電するとバッテリーの寿命が縮みます。

買い替えのタイミング

次のような症状が現われたら寿命が近いかもしれません。買い替えを検討したほうが良いでしょう。

電源が入らない、途中で止まる

電源が入らなかったり途中で止まる場合は、内部モーターや電源コードに不具合があるかもしれません。頻繁に起きる時は故障の前兆です。買い替えを検討しましょう。

吸引力が落ちた

ゴミがたまると吸引力が落ちます。吸引力が落ちるとゴミをうまく吸えません。
ゴミを取り除いても復活しない場合は買い替えをおすすめします。

コードの巻き取りが悪くなった

コードの巻き取りが悪くなった掃除機は寿命が近いです。巻き取れないからと無理に引っ張るとコードが断線してしまいます。まったく動かなくなる前に買い替えを検討してください。

掃除機から異臭がする

掃除機が熱くなったり、焦げ臭いニオイがするときはすぐに使用を中止しましょう。モーターが過熱しているので、そのまま使うと発火のおそれがあります。すぐに買い替えましょう。

掃除機の処分方法

寿命となった掃除機の処分法には主に次の3つの方法があります。

ゴミとして処分

寿命を迎えた掃除機は不燃ゴミ、または粗大ゴミとして廃棄が可能です。自治体によって処分方法が異なるので、自治体のルールに従って処分しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に処分してもらうこともできます。業者に引き渡すだけなので手間がかかりません。また掃除機の状態によっては買い取ってもらえる場合もあります。

掃除機の寿命と買い替え時期のサイン、長く使うコツのまとめ

掃除機の寿命は一般的におおむね6年と言われています。でも掃除機の機種によっては10年以上使えるものもあります。ただ間違った方法で使うとと長持ちしません。正しい方法で使いましょう。

吸引力が落ちたりコードの巻き取りが悪くなるのは寿命が近いサイン。買い替え
を検討しましょう。

なお寿命を迎えた掃除機は、不燃ゴミまたは粗大ゴミとして廃棄が可能です。廃棄する場合は自治体のルールに従い処分しください。