はじめてクレジットカードを作るとき、どんなカードを選べばよいか迷いませんか?でも、クレジットカードの種類がわかっていれば、より自分に合うカードが選べますよね。
そこで、この記事ではクレジットカードの種類を詳しく解説しました。ぜひカード選びの参考にしてください。
クレジットカードの種類
クレジットカードには色々な種類がありますが、大きく「ランク」、「国際ブランド」、「発行会社」の3つに分けることができます。
ランク
ランクとはクレジットカードのステータス(社会的地位)のこと。
一般カード、ゴールドカード、プラチナカードなど。
国際ブランド
国際ブランドとは世界でも利用可能なブランドのこと。
Visa、Mastercard、JCBなど。
発行会社
クレジットカードを発行する会社のこと。
銀行系、流通系など。
クレジットカードのランク
クレジットカードのランクは以下の4種類。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
一般カード
クレジットカードの基本的な機能のついたカード。
年会費は無料あるいは1,000円程度。
はじめてクレジットカードを作る人にはカードに慣れる意味でおすすめ。
ゴールドカード
一般カードに比べ手厚い特典やサービスが付与されたカード。
例:空港のラウンジを無料で利用できる。海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険の補償内容が充実。
年会費は5,000円から10,000円程度。
プラチナカード
ゴールドカードより上位のカード。
特典やサービス、保険がさらに充実。
例:コンシェルジュサービスが利用できる。
※コンシェルジュサービス~航空券の手配、ホテル・レストラン選びや予約、商品やチケットの手配などを依頼できるサービスのこと。
年会費は20,000円から100,000円程度。
ブラックカード
クレジットカードの中で最上級のカード。
プラチナカード以上の特典やサービスを用意。
ブラックカードの入会はカード会社からの招待制。
年会費は数十万円と高額。
クレジットカードの国際ブランド
下記の5つが主な国際ブランドです。なお、利用できる店舗は国際ブランドによって異なります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
VISA
世界でもっともよく知られシェア率(専有率)もトップ。
使える国や店舗も多く使いやすいカードと言われる。
初めてカードを作る人にはおすすめの国際ブランド。
Mastercard
VISAの次にシェア率の高い国際ブランド。
複数枚持つなら2枚めとしておすすめ。
JCB
日本唯一の国際ブランド。
日本国内で最も使いやすいカード。
American Express
ステータス(社会的地位)の高いカード。
会費は高めだがその分手厚いサービスや優遇が受けられる。
JCBとの提携で日本国内で使える店舗が増加。
Diners Club
世界で初めてクレジットカードを発行した国際ブランド。
ステータス(社会的地位)の高いカードとしても知られる。
クレジットカードの発行会社
クレジットカードは発行する会社によって主に4つの種類に分けられます。
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
- 交通系
銀行系
銀行や銀行のグループ会社が発行しているカード。
発行元である銀行の信用度が高いためカードの信用度も高い。
キャッシュカードとの一体型が人気。
三井住友カード、三菱UFJ-VISA、みずほマイレージクラブカードなど。
信販系
信販会社が発行しているカード。
※信販会社~分割払いや各種ローンなどを取り扱う会社。
クレジットカードとしての長い歴史がありその分信頼性も高い。
アメリカン・エキスプレスカード、オリコ ザ ポイントカードなど。
流通系
スーパーやコンビニ、デパートなどのグループ会社が発行しているカード。
ポイント還元率の高いカードが多い。
発行元のお店で買い物すると割引サービスがつくことも。
イオンカード、セブンカード、楽天カードなど。
交通系
鉄道会社や空港会社が発行しているカード。
オートチャージ機能を利用するとポイントがつきお得。
※オートチャージ機能~残高が設定金額よりも下回った場合に自動的にクレジットカードからチャージするサービスのこと。
ビュー・スイカカード、JALカードなど
まとめ
クレジットカードにはたくさんの種類があるので、どのカードを作ればよいか迷うでしょう。そんな時は、ポイントを貯めたいのか、海外で使いたいのかなど、使う目的をはっきりとさせましょう。
そうすれば、自ずと自分に最も適したカードを選択できます。